病院ナースから施設ナースに移ろうと思っている。新たに覚える技術はある?

これまでは主に病院といった医療機関で働いてきていますが、今後の対策を考えたときに医療機関ではなく、さまざまな施設で働きたいと思うこともあります。
主に介護を扱っているケアセンターなどをはじめ、その他老人ホームなどもありますが、こういった施設で働いていくために、特別なスキルを身につける必要はありません。
これまでの経験を生かしながら働いていけばそれで良いのですが、医療機関と違うところは、患者さんとなる相手がお年寄りばかりということです。

医療機関であれば若い患者さんなどもいますので、例えばお薬を飲んだりする際の指示に関してもすぐに理解してくれたり、その場で行動に移してくれる患者さんが多く、看護師としても仕事をスムーズにこなすことができます。
その反面、介護施設になってくるとお年寄りばかりですので、お薬の説明をして飲んでほしいと言ってもうまく伝わらず、何度も聞き返されてしまったり、お薬が上手に飲めず薬を飲ませる時には必ず介護スタッフの介助が必要になるなどというケースもあります。
こういった部分では自分自身の中で、広い心を持ち患者さんを急かすようなことがないように気をつける必要があります。

また、老人ホームなどの場合、好んで入所しているというお年寄りばかりではなく、ご本人は入りたくないという気持ちを持っているにもかかわらず、ご家族の都合などによって入居したという方もいます。
このような方の場合、意固地になっている傾向にあるため看護師が話しかけても返事をしてくれなかったり、ときには大きな声で罵倒されるようなこともあるかもしれません。

しかしこういった部分に関してもしっかりと気持ちを感じ取り、心とココロで通じ合えるような関係を築き上げていく必要があります。
看護師自身がストレスを溜め込んでしまい、余裕のない状態ではこうした施設で働くことは厳しいといえるでしょう。
またこれまでは日勤専従で働いていたという看護師さんであっても、介護センターや老人ホームの場合には夜勤が出てくることもあります。
そもそも介護施設などの場合には、多くの看護師が常駐しているわけではありませんので、万が一、夜間に入所している方々の体調に変化があったなどというケースでは看護師が対応する必要が出てきます。

必要に応じて救急車を要請することや近くの病院との連携を図り、どんなときでもすぐに患者を受け入れてもらえるような環境を整える必要があるでしょう。
こういった部分に関しては、看護師だけでは無く、働いている介護スタッフやソーシャルワーカーなどと連携をとりながら施設の環境を整えていかなくてはなりません。

上記のように新しく覚えるスキルや取得する資格などは特にないものの、やはり医療機関とは違った部分がたくさんあるので、あらかじめ十分把握した上で働くことを決断しましょう。
医療機関に比べると力を使うことも多く、入手している方々の床ずれなどを防ぐため頻繁に体勢を変えてあげることなども必要になってきます。
この点に関しては医療機関でも同じことが言えますが、やはりお年寄りばかりの中で働くことになりますので、こうした部分では看護師自身が広い心を持つことと細かな体調の変化にも気がつけるような洞察力が求められます。
kango2

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